インボイス対応
タイプ診断
監修:税理士 脇田 弥輝
事業タイプによっては
インボイスに登録しなくてもいい場合も。
まずはあなたがどのタイプかを確認!
最大6問、サクッと診断
取引先(売上先)は消費者のみ
消費税を申告・
納税している
基準期間の課税売上高が
5,000万円以下
課税事業者を検討
簡易課税の方が
良さそう
細かい消費税計算は面倒
簡易課税・原則課税の
シミュレーションができる
あなたは
インボイスに登録
(原則課税)
すべての課税事業者が使える消費税の納税額の計算方法です。インボイス登録だけをすると、
通常はこの計算方法になります。課税期間中に仕入に対して払った消費税額を原則、積み上げ計算しなければなりません。
すでに課税事業者であれば、インボイス登録のみで手続きが完了します。
脇田税理士からの
コメント
支払先から受取る請求書等がインボイスかどうかによって「仕入にかかる消費税」の金額が変わるため、確認する手間が増えます。
あなたは
インボイスに登録
(簡易課税)
基準期間の課税売上高が5,000万円以下の課税事業者であれば、カンタンに消費税の計算が できるようになる制度です。
消費税の計算は「みなし仕入率」を用います。 このみなし仕入率は、業種ごとに異なります。
脇田税理士からの
コメント
支払先から受取る請求書等がインボイスかどうかの確認不要。ただし実際の「仕入れにかかる消費税」が多額になる場合は原則課税の方がお得となります。
あなたは
インボイスに登録
(2割特例)
インボイス制度をきっかけにこれまで免税事業者がインボイスの発行事業者に登録し、課税事業者になった場合、一律2割で納める税金を計算できる特例です。業種による違いはありません。
特別な事前の手続きは不要です。 消費税の確定申告書に2割特例を受ける旨を記入するだけで受けられます。 ただし、対象期間は2023年10月1日〜2026年9月30日までの日を含む課税期間までです。
特別な事前の手続きは不要です。 消費税の確定申告書に2割特例を受ける旨を記入するだけで受けられます。 ただし、対象期間は2023年10月1日〜2026年9月30日までの日を含む課税期間までです。
脇田税理士からの
コメント
納める消費税は売上にかかる消費税の2割のため、納税額の負担も、計算の負担も少なくて済みます。
あなたは
インボイス対応不要
一般消費者を相手にビジネスをしている場合は、インボイスに対応する必要はありません。ただし、飲食業でも企業が宴会等で使用した際など、インボイス制度に対応した請求書の発行が求められる場合があります。
例)飲食業、コンビニ、マッサージ店など
脇田税理士からの
コメント
売上先から、どの程度インボイス発行を求められるか、様子を見てから決めるとよいでしょう。
あなたは
インボイス対応しない
(免税事業者のまま)
インボイスを発行している事業者と比べて、仕事や収入が減少する恐れもありますが、インボイスへの対応は義務ではありません。
「仕事や収入の減少を受け入れられる」または「取引が減ることよりも、税負担の影響が大きい」場合は、こちらを選択することになるでしょう。
脇田税理士からの
コメント
売上先から、どの程度インボイス発行を求められるか、様子を見てから決めるとよいでしょう。