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リトルリーグ北関東連盟は、日本全国に12あるリトルリーグ連盟のうちの1つです。日本リトルリーグ野球協会の指導下にあり、米国国際本部で決められた規則に従い野球大会を運営し、スポーツを通して子どもたちの健全育成を図り、もって広く公益に寄与することを目的としております。
ご担当者様:宮武 宏光 様



リトルリーグはアメリカ合衆国ペンシルベニア州に国際本部を持つ野球・ソフトボールリーグの運営団体です。そしてリトルリーグ北関東連盟は、日本リトルリーグ野球協会の傘下にあり北関東地域のリーグ(チーム)を統括する連盟です。当法人は1979年に任意団体として設立し、その後40年以上活動をつづけた後、2021年にNPO法人という法人格を得ました。
主な活動内容としては、未就学生から中学1年生までの子どもたちを対象に、野球大会を年間約15大会、延べ約30日間の大会を主催・運営しております。

ただ、近年は少子化の影響が大きく、一時は当団体管轄下に約30チーム800~1000名以上の選手が存在したものの、現在では12チーム250名程度にまで縮小しており、各チームや野球大会の主催団体の財政は厳しい状況です。NPO法人になったのは、企業寄付金や助成団体からの助成金を受けやすい環境を整備するためですね。財政を補強することで各チームの経済的な負担を軽減し、リトルリーグに参加しやすい環境を整えてより一層選手を増やしていく、それが当法人の意向です。
昨年まで、帳簿はExcelにて行っていました。ただ、助成団体である日本スポーツ振興センター(JSC)の指示により、JSC外部監査法人による実態調査を受けた時、私が作りこんだExcelの仕様を、監査担当の方に色々と説明する必要がありました。
この経験で、会計ソフトを使用していれば監査はもっとスムーズだっただろうし、私たちが目指す「助成を受けやすい環境」のためにも、会計ソフトを導入して会計の信頼性を向上させる必要がある、そう痛感したんです。
ちょうどその時期に、埼玉県主催のNPO法人向け会計セミナーに参加する機会があり、そこで紹介された会計ソフトの筆頭が「会計王NPO法人スタイル」で、さっそく無料版をダウンロードして使用いたしました。すると、当時会計をお願いしていた会計事務所と決算報告書のレイアウトが同じだと気づいたんです。

会計事務所が使っているソフトと同じ、というのが導入の決め手でした。他社の会計ソフトも並行して試しましたが、そちらはNPO向けの製品ではないので使いにくさを感じ、「会計王NPO法人スタイル」の導入を決定しました。
「会計王NPO法人スタイル」の導入間もない頃に、電子帳簿保存BOXの動作が非常に重くなってしまい、サポートセンターに問い合わせたことがありました。その際、対応が迅速で、リモートで私のPCを見ながら質問に的確に答えていただき、大変プロフェッショナルな組織であるとの印象を持ちました。

また、今回の導入事例インタビューのヒアリングで、「会計王NPO法人スタイル」の改善点を教えてほしい」という質問にお答えしていく中で、部門の使い方で改善できる点が見つかりました。
リトルリーグはティーボール部門、マイナー部門等の5つある部門の中にそれぞれ、春季大会、夏季大会等の大会(事業)がありまして、たとえば「ティーボール部門の春季大会」のみの費用や収益の集計を行いたい、という希望がありましたが、部門の階層構造でそのような集計が可能だとわかりました。各部門のグループ化も可能なので、一気に集計の幅が広がりましたし、導入一年目で気づけて助かりましたね。
私としては、こういったソリマチさんの丁寧なサポート体制を含めて、他連盟の会計担当にも導入を勧めるくらいに、「会計王NPO法人スタイル」に満足しております。
次世代を担う子どもたちの健やかな成長のために、リトルリーグは今後も活動を続けていきます。NPO団体は予算面が厳しいことも多いと思いますが、「会計王NPO法人スタイル」の導入は、コスト削減という点でも、会計の信頼性・透明性を高めるという点でも、助けになると実感しています。

最後に……今回、ソリマチさんの導入事例に掲載される機会をいただいたことは、特別な出会いだと感じています。様々なスポンサー様に支えられて第一歩は踏み出しましたが、まだ最終目標までは険しい道のりです。恐縮ですが、この場を借りて、私たちの活動にご賛同いただけ、助成を検討いただける企業様・団体様がありましたら、ぜひご連絡を頂戴したく存じます。