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農業・自治体向け
お客様の導入事例

島田梨園 島田典男 様

島田梨園 島田典男 様

栃木県宇都宮市で、祖父の代から続くほ場面積2.8haの梨園を経営。「幸水」「豊水」「にっこり」などの人気品種を栽培し、直売所とHPのオンラインショップを通じて販売している。

使用ソフト
農業簿記
屋号
島田梨園
代表者名
島田 典男
農産物
所在地
栃木県宇都宮市
HP
https://simadanasien.com/

島田梨園について

島田さんが農業を始めたきっかけを教えてください。

うちの梨園は祖父の代から続いています。私は初めから家業を継ぐつもりで、農業大学校で果樹を専攻して、21歳の時に就農しました。それからずっと農業を続けて、今はもう30年以上になります。

梨園のほ場は2.8haと広いですが、家族経営ですか。

私と妻と息子の三人の家族経営ですが、パートさんもお願いしていて、冬の閑散期でも4人ほど、収穫期の農繁期は10~12人ほど来ていただいています。

 

パートさんは近所の方が中心で、摘果や収穫、剪定した枝の片づけ、樹木への薬の塗布、直売所の対応など様々な仕事をお願いしています。そうしないと、私がなかなか休む時間が持てないんですよ(笑)。

また、島田梨園の大きな特徴として、ほ場が一か所に固まっているんです。この規模のほ場がひとところにまとまっている梨園は、全国的にも珍しいので、メディアの取材が来ることも多いんですよ。

JA出荷と直売の割合を教えていただけますか?

6:4の割合ですね。以前は直売がもっと多かったのですが、パートさんに手伝っていただいても注文受付や発送の量が膨大で手が回らない、という問題がありました。また、直売に回すのは贈答用に厳選した梨だけですので数量も際限なく増やせません。ですから、現在は直売を絞るようにしています。今の割合がちょうどよいと感じています。

一緒に農業をされている息子さんは、後を継がれる予定ですか?

息子が就農して10年ほど経ちますが、ここ数年のうちに、経営移譲をしようと考えています。息子の仕事ぶりは問題ありませんし、給料をもらうのではなく、自分が経営者になった方が、やりがいがあると思うからです。

ソフト導入のきっかけ

「農業簿記」を導入したのはいつ頃で、きっかけは何ですか?

導入したのは、私が28歳の時なので、31年前ですね。当時はパソコンが普及し始めた頃で、PCと「農業簿記」をセットで導入すれば、全体の1/3に補助金が出るという施策を行政から紹介されたんです。また「農業簿記」のセミナーを無料で受けられるということだったので、ちょうどよい機会だと考えて、導入を決めました。

それまでは手書きで帳簿をつけていて単式簿記だったので、「農業簿記」を導入して複式簿記を始める際に、固定資産台帳を作ったりと苦労はありましたね。初期設定はセミナーの講師の方に何度もお聞きして、いろいろと手伝ってもらいました。

「農業簿記」の導入で便利になった点はありましたか?

確定申告に対するプレッシャーがぐっと減って、余裕ができました。それまでは、深夜まで電卓でずっと計算していたり、数字が合わなくて、どこでずれたのか必死に探したり…という苦労が多かったのですが、「農業簿記」を導入してからは間違いのチェックも簡単になりました。数字も自動で計算してくれますし、全体的に楽になりました。

 

うちは梨の単作で年をまたぐ売上もないので、経理は単純な方です。それを差し引いても、しっかり経理ができているのは「農業簿記」のおかげです。

ソフトの使い方について

具体的にはどのように数字を入力していますか?

日々の取引は帳簿に書き留めていて、その内容を定期的に「農業簿記」に入力しています。収入保険のためにも一年分の収入を把握する必要があるので、お正月頃には前年分の入力はすべて済ませています。パソコンの画面よりも紙で見る方が間違いに気づきやすいので、その後、紙で印刷して間違いがないかチェックします。それから、確定申告に移ります。

e-Taxでの電子申告をご利用いただいていますか?

はい、去年から行っています。実は、去年から税務署から確定申告の書類が届かなくなってしまったんですよ。それまでは郵送で確定申告を行っていたのですが、税務署に用紙を取りに行くのも大変ですから、効率化しようと考え、思い切って電子申告に切り替えました。息子に手伝ってもらって、手続きをしました。これで本当に私のデータが税務署に届いてるのかな?と不安でしたが(笑)、無事に電子申告ができました。

それはよかったです! e-Taxはスムーズに手続きできましたか?

実は、申告の際にエラーになってしまって、少し大変だったんです。どうやら育成資産管理機能の設定がうまくいっていなかったみたいで、減価償却に振り分ける年数が間違っていたんです。その数字を直す方法がわからなくて、ソリマチのサポートセンターにメールで問い合わせました。翌日にはすぐに返事が来て、アドバイス通りに修正して無事に申告ができました。とても助かりました。

他にも、ソリマチのサポートセンターをお使いいただいたことはありますか?

パソコンのトラブルで「農業簿記」が立ち上がらなくなった時、サポートセンターに問い合わせて、「農業簿記」をアンインストールして、再度インストールすることで無事に回復しました。

 

その時、「会計データはクラウド上に保存しているので、ソフトをアンインストールしても大丈夫ですよ」と言われて、改めて安心を感じましたね。会計データはSSDにバックアップを取っているのですが、ソリマチさんでも預かっていただいているので、より間違いがありません。今までの会計データがなくなったら大変ですから。

「農業簿記」は経営の上で役に立てていただいていますか?

数字で利益が見えますし、経理を行う上で、とても心強い存在です。うちは税務調査を何回か受けたことがあるのですが、その時も「農業簿記」を見せまして、「しっかり経理をされているんですね」と税務署の担当者からも太鼓判を押されました。これも「農業簿記」を使いこなしているおかげだと思います。

新規就農者の方にアドバイスがあれば、お願いします。

栽培技術や知識を教えてくれるところは多いですが、農家に必要な経理を教えてもらえる機会は意外と少ないんです。だから、経理が大切だという意識を、早めに持った方がいいですね。

 

特に元会社員の方だと、会社の給料と同じ感覚で売上は全部使っていい、と考えてしまう方もいるようです。そうではなくて、売上がこれだけ、経費がこれだけ、税金がこれだけ引かれる、という数字を把握することが大切ですし、そういう意味でも、新規就農の方は初めから「農業簿記」を導入した方がいいと思っています。

たとえば私の息子が通っていた農業大学校でも、授業でソリマチさんの「農業簿記」を使っていたんですよ。そんな風に、行政や農業大学校にも信頼されているソフトですから、農業を始める上では欠かせません。それに税制は改正が多くて、毎年変わっていきますが、ソリマチさんは最新の税制にも対応してくれるのでそれも安心です。

最後に、島田さんの「座右の銘」を教えていただけますか?

「畑につけた足跡はやがて最高の肥やしになる」ですね。これは私が農業大学校に通っていた時に本で読んだ、あるいは先生からお聞きした言葉なんです。とにかく畑に通うのが大事、ということです。「どうして上手くいかないんだろう?」と頭で考えていてもわからなくて、答えは全て畑にある。だから、とにかく迷った時は畑に行くことにしています。そうすれば、良いものができると信じています。

Interview MEMO

島田さん、ありがとうございました。写真撮影では、広々とした見事な梨園を見せていただきました。取材時は冬でしたが、それでも力強く枝を広げる梨の平棚は圧巻の一言です。「農業簿記」についても、大切な相棒です、と言っていただきました。