ニュース アイコン

ニュース

MENU

SNS

Facebook アイコン X アイコン お問い合わせ アイコン
ソリマチ ロゴ

農業・自治体向け
お客様の導入事例

入江 保夫 様

入江 保夫 様

茨城県笠間市で、実家を継ぐ形で8年前に就農。稲作を手掛け、「こしひかり」「ミルキークイーン」「ゆうだい21」などの品種を育てています。農協出荷が中心ですが、一部で直売も行っています。

使用ソフト
農業簿記
代表者名
入江 保夫
農産物
稲作
所在地
茨城県笠間市

作目や経営について

入江さんが農業を始めたのはいつですか?

家を継ぐ形で農業を始めたのは、2016年です。それまでは会社員として遠方に住んでいました。現在、農業を行う中心は私で、妻が手伝っています。田んぼは13haで、こしひかりが10ha、ゆうだい21が1.5ha、残りはミルキークイーンです。

出荷先や販売先について教えていただけますか?

大半は農協への出荷で、全体の15%は直接販売です。直接販売の窓口を設けているわけではないのですが、お客様からご紹介いただく形で新しいお客様が増えることもあります。

 

お米は一気に全部送ってほしいという方もいれば、毎月決まった分を送ってほしいという方もいますので、冬の間は蔵に貯蔵しておいて、春になったら倉庫に移して保存しています。ここ最近はお米が高騰したからか、業者の方からお米を売ってくれませんか、という引き合いも来たのですが、いつも買ってくださるお客様を優先したいので断りました。

農業経営における工夫はありますか?

とにかく経費を抑えることですね。いろんなものが高騰していますから、肥料を共同購入したり、農薬については複数の業者から相見積もりを取ったりしています。あと、農機の故障はできるだけ自分で直すようにしています。業者に修理を頼むと十数万円かかってしまいますから、これも大切な節約です。

ソフト導入のきっかけ

「農業簿記」を導入しようと考えたきっかけを教えてください。

「農業簿記」を導入したのは去年(2025年)です。それまでは手書きで帳簿をつけていましたが、毎年複雑な税制改正があって、それに対応するのも大変だし、手書きの経理に限界を感じていました。青色申告の控除を65万円枠にしたかった、という点も大きいですね。それまでの控除は10万円でしたが、65万円になれば55万円も差があります。利益を考える上で、無視できない大きさです。

「農業簿記」を導入する際、他のソフトは検討しましたか?

実は別の会計ソフトの講習会を受けて、体験版もインストールして試したんです。でも、使いにくいなあ…と感じました。ソリマチの「農業簿記」でしたら、「種苗費」「肥料費」など、農家がよく使う勘定科目が設定されていますが、一般的な会計ソフトにそういうものはありませんので、一つ一つの入力が大変に感じました。今使っている「農業簿記」の方が、入力をスムーズに済ませられますね。

では、「農業簿記」を知っていただいたきっかけは、何でしょうか?

農業会議所で「会計ソフトを導入したいんだけど、おすすめはありますか?」と聞いたところ、「それならソリマチの「農業簿記」がいい」と勧められたんです。勧められたのだから間違いないだろうと考え、すぐ購入しました。それが去年の5月ですね。

初期設定や導入はスムーズでしたか?

「農業簿記」の講習会も受けた上で、自分で初期設定を済ませましたが、やっぱり初めのうちは色々苦労しました。それに毎日忙しくて、ついつい入力しなきゃいけないものを先送りにして貯めてしまって、1月2月に一気に入力しなきゃいけなくなって、申告時期が迫ってから、ものすごく焦りました(笑)。

それは大変でしたね。サポートセンターは使っていただきましたか?

いえ、問い合わせてはいません。使い方がわからないというより、入力するものがたくさんありすぎて間に合わないことが問題でしたから。

 

それと、2月3日に開催された「農業簿記」オンラインセミナーのおかげで、問い合わせる必要がなかった、ということもあります。申告準備の最中に感じた疑問をちょうど解説してもらえるような、かゆいところに手が届く内容で、本当に助かりました。セミナー内の質問コーナーでわからないことを直接質問することもできますし、他の方の質問への回答も参考になりました。

ソフトのメリットについて

確定申告は無事に終わりましたか?

おかげさまで今年の分は無事に終わりましたが、消費税申告だけどうしてもわからないところがあって、それは青色申告会に問い合わせてなんとかなりました。次はもう少し余裕をもって入力を済ませようと考えています。

自分の反省点として、通帳を5つ使っていたのですが、通帳が多いとチェックする数字が増えて大変なので、今年から農業関連の取引を2つの通帳に集約することにしました。これで入力やチェックが楽になるはずだと期待しています。

確定申告はe-Tax(電子申告)か、それとも紙ベースですか?

今回は余裕がなくて紙で申告しました。でも、来年はe-Taxにチャレンジしようと考えています。来年から電子申告で75万円控除が受けられるようになる、という話もありますし、それでしたら、当然75万円控除の方がいいですから。もともと控除額のためにソフトの導入を決めたので、そこは頑張りたいです。

先ほどお話がありましたが、税制改正対応もメリットとして感じていただいていますか?

そうですね。毎年何かしらの改正があるでしょう。それについて自分で調べたり説明を聞いたりしても、複雑すぎてよくわからないことが多いです。でも、「農業簿記」を使っていれば、自分が変更点を完ぺきに理解できていなくても、ソフトが税制改正に対応してくれる、自動で計算してくれる安心感がありますね。

新規就農者の方にアドバイスがあれば、お願いします。

経営の収支は把握した方がいい、ということですね。どんぶり勘定をしていると、どこにお金がかかっているのかもわからないし、どこを節約すればいいのかもわかりません。経費を下げれば利益が出るのは基本ですから、節約の上でも数字は把握する必要がありますし、経理は大切です。

最後に、入江さんの「座右の銘」を教えていただけますか?

座右の銘なんて言うと少し恥ずかしいですが、好きな言葉は「自己責任」ですね。自分がしたことが自分に返ってくる、農業はそうだと思います。だから、とにかく何でも自分でやるしかない、そう思っていますね。

Interview MEMO

入江さん、ありがとうございました。倉庫に保存されている見事なお米の写真も撮影させていただいて、とても楽しい時間を過ごすことができました。ぜひ来年は、「農業簿記」での電子申告にチャレンジしてみてください。